トルコの青い目玉のお守り「ナザールボンジュウ」

ナザールボンジュウ
トルコに行ったことがある方は必ずどこかで目にするこの目玉たち。
トルコで広く親しまれている「ナザールボンジュウ=Nazar Boncugu」というお守りです。

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■ナザールボンジュウのいわれ
ナザールとは邪視(邪悪な視線、羨ましい、妬ましいという思い)、ボンジュウはビーズ(ボンジュックの音便変化したもの)という意味。(お守りの意味でナザルルック(Nazarlik)とも)
英語ではEVIL EYE(=邪悪な目)の名前で呼ばれています。

トルコでは羨ましい、妬ましいといった視線(邪視)によって災いが降りかかると信じられている為、その視線を跳ね返す(そらす)目玉モチーフがお守りとして親しまれています。
紀元前から伝わる魔除けのお守りで、一説には見るものすべてを石に変えてしまうという、メデューサ信仰の名残とも。

例えば、赤ちゃんが生まれると、「かわいいかわいい」とほめられすぎても、ナザールが当たる!と産着に小さなビーズをつけ、店先には商売繁盛をねたまれないよう、大きな目玉の飾りがつるしてあったり、玄関先にもタクシーのバックミラーにも、ぶらぶらとナザールボンジュウの飾りがぶらさがっていたりと、まさにトルコの人々の生活に普通になじんでいます。

災いが降りかかると、この目玉が身代わりとなって割れる、と言われていますが、割れたことは不吉ではなくむしろ守られた証。代わりに割れてくれてよかったね、と前向きにとらえられています。

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■元祖ナザールボンジュウの作り方
ガラス製の元祖ナザールボンジュウや小さなガラスビーズは今も職人さんたちの手作り。
数人の職人さんたちの共同作業で一つ一つのビーズが作られていて、まさに職人技!
下の動画を見ていただくと、一つ一つの目玉の目つき(?)にばらつきがあったり、形が少し歪んでいるものがあるのも納得!一つ一つが個性として愛おしく思えてしまうかも?

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■ナザールボンジュウの処分方法
時々お問い合わせいただく処分方法ですが、特に決まりはありません。
役目を終えたナザールボンジュウたちには、どうぞ「ありがとう」と感謝して、そのまま自治体の分別方法に沿った処分の仕方で捨ててください。
扱い方や捨て方でバチが当たる、という考え方はトルコにはないようなので、ご安心を。

■いろいろなナザールボンジュウ
上の動画にもある色ガラスを重ね合わせて作ったブルーの目玉が原型ですが、今ではブルーに限らず、カラフルな色合いや、プラスチックや樹脂製など、バリエーションも豊富。
それだけ人気のあるお守りモチーフとして愛されています。

カランフィルでは、ガラスの壁飾りからキーホルダー、ビーズブレスレットやシルバーアクセサリーなど、様々なナザールボンジュウグッズを常時100種類以上販売しています。
お守り効果については信じるも信じないもあなた次第。
でも、目玉モチーフも見ているとだんだんかわいく見えてきませんか?
ぜひお好みのナザールボンジュウを見つけてみてください♪

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